今年もあと１０日。

私が今年、様々なニュースで最も感じたのは、危機への感度の大切さ。

日産自動車やスバルでは、資格のない従業員が完成車の検査をしていました。

神戸製鋼所では、製品の検査証明書のデータ書き換え等をしていました。

そして、先月から毎日のように報道されている大相撲の横綱の暴力事件に端を発する日本相撲協会。

また、最近では、大手ゼネコンによるリニア工事での談合。

それぞれが、ビジネス上でも影響が出ているか、今後、出てくることでしょう。

 

それぞれの事件は、現場で起きていますが、経営への影響に対する責任は経営者にあると考えます。

どれも、商品の本質に関わる部分でのごまかしや、同様のことが起きていたことから、改善を社会的に誓ったことです。

これは、その会社のビジネスの根幹に関わることです。

 

不動産ビジネスも、土地・建物というハード、様々な人との関係があり、これらに伴う問題等が発生します。

その時、発生したことが、あなたの不動産ビジネスに影響があるのか。もし、影響ある場合、どこに、どの程度あるのか、これに関する感度を高めることが大切です。

そして、感度を高めるための対策の一つは、自分の不動産ビジネスの内容をよく知ることです。