三つ星オフィスビル構築コンサルティング

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株式会社リアルエステート・アドバイザーズ

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「不動産ビジネス 成功への道」

-第153回-
会社を買うか、不動産を買うか。

不動産賃貸事業を始めたり、拡大する場合、大きくは2つの方向があります。

 

一つは、不動産を買う。

大部分の人は、この方法で買っていることと思います。

1物件を買うこともあれば、複数の不動産を売りたいという相手から、売りたい物件をまとめて買うこともあります。

複数の物件を買うときでも、基本は、個々の物件の購入です。ただし、個々の物件をきちんと把握した上で、まとめて買うことによる長所と短所を確認し、購入条件を決めることが肝要です。

 

もう一つは、賃貸事業を行っている会社を買う。いわゆるM&Aです。

これは、単に不動産を買うのではないことに注意しなければなりません。不動産を買うときと同じ手順を踏んだ上で、会社を買うということを踏まえた判断になります。財務状態はもちろんのこと、そこで働く人々、その会社が他社等と結んでいる契約など、様々なことを引き継ぐことになります。その上で、経営することになります。

今後は、このような“不動産会社を売りたい”という方が増えるかもしれませんが、M&Aであることを十分に認識して取り組んでいただければと思います。