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「不動産ビジネス 成功への道」
-第132回-
目的、判断基準、ブランドづくり。
先日、ある集まりで、郊外でアパートを建築して、サブリースで、賃貸事業を始めたという方とお会いしました。
初対面で立ち話でしたので、答えようがなく、自然と他の話題に変わりました。
賃貸不動産を所有するといっても、目的が違えば、事業の仕組み、判断基準も違ってきます。
賃貸事業では、取得から、運営、売却など、事業の過程で様々な判断をしなくてはなりません。
様々な判断の組み合わせで、事業が行われます。
その組み合わせによって、違いが出ます。
事業で利益をどのように得るか、この違いを極端な例で考えると、
短期の利益を追及するか。
長期的な信頼関係を構築しつながら、長い目で事業の発展をしたいのか。この場合でも、様々な判断で違いがでます。これは、ある意味、社風といえるでしょう。
誰を向いて仕事をするか、という違いとも言えます。
これだけでも、日々の判断が違ってきます。
この積み重ねで、その会社の特徴が形成されます。
これが、結果的には、その会社のブランドにつながる。
私は、このように考えながら、クライアントの相談に応じています。
あなたは、どのようなブランドをつくり、長く事業を続けますか。