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「不動産ビジネス 成功への道」

-第57回-
サインとデザイン

先日お会いした方からの話で、あるビルの看板が話題になりました。その方が、会議で初めてそのビルを訪問したときのことです。最初、ビルの前を通りすぎてしまったとのこと。

ビルは、道路に面した建物の部分は広く、ビルを見過ごすことはないのですが、看板に書いてある建物の名前が見えなかったようです。

この看板、建物のロゴ(アルファベット2文字の組み合わせ)が大きく書いてあり、ロゴから離れた下の部分に建物の名前が書いてあります。看板はステンレスでその上に黒の文字。

ぱっと見では、ロゴだけが目立つ看板です。

デザイン的には美しいのです。

しかし、ビルを初めて訪問する人に、建物の名前を見つけてもらうという観点からみると、来訪者にわかりにくいものです。

主な理由は、以下のことと思われます。

  ①最初に目に入るのは、大きなロゴ。

  ②ビル名の文字は、大人の目線の高さより、かなり低い位置。

  ③ビル名の文字の大きさは、やや小さめ。

ここで、このビル経営者として考えるべきことは、何のための看板なのか。その目的に合った看板であるか、ということです。

ビルオーナーは、看板のデザイナーが考えるべきこととお思いかもしれません。しかし、看板の目的等を決め、それをデザイナーに伝えるのはビル経営者の役割です。デザイナーは、その条件の下で考えます。

それを伝えなければ、デザインが良いけれど、サインの役割を果たさないことになる懸念があります。

看板に限りません。ビルには、他にも案内表示があります。それらも、それぞれのサインとしての役割を果たしているか。

ロゴを大きく目立たせることで、サインの役割を果たすこともあります。先ほどのビルの看板が、ビルを訪問するのが初めてではない方や、ロゴが有名であれば、ロゴで建物がわかります。

たとえば、店舗で、お店のロゴが有名であれば、お店の名前の文字よりも、ロゴが目立った方が、お店に来る人にとってわかりやすいサインです。

案内表示は、その役割を果たすことが最低条件です。

そのうえで、サインの役割を果たした美しいデザインは、素晴らしいものです。

あなたのビルで使っている案内表示は、その役割を果たしていますか。