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「不動産ビジネス 成功への道」

-第27回-
なぜ、あの会社は発展し続けるのか?

先日、高齢者住宅ビジネスの勉強会がありました。

国の予測では、65才以上(この方々を高齢者と考えると)は今後20年以上、75才以上の人口は40年程度増え続けます。しかも、このままでは、人口に対する高齢者の割合は、10年後に3割を超え、35年後の2050年には4割近くになるそうです。

これまでのように長期の入院では、病院が対応できない見通しもあります。

これをビジネスチャンスとして、様々な企業が新たな取り組みをしています。

不動産に関係するものとしては、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅などが、高齢者向けビジネスの例です。

勉強会では、新たな土地を手当てしたうえで有料老人ホームなどを提供している事業者の方からの話がありました。

話が終わった後、勉強会の参加者(金融関係出身)からでた質問と、それに対する事業者の回答は、まさに、貸ビル経営の本質にもつながるものでした

その質問は、「利回りはいくらですか?」

事業者の方は、ややとまどった感じで、ひと呼吸おいて、

“わたしたちは、高齢者向けビジネスをしているのであって、不動産投資利回りという視点では事業を判断していません

というもの。

まさに、投資家の視点と事業者の視点の違いですね。

事業者の視点では、顧客に提供するものがあり、これに対して対価をいただくということです。老人ホームなどは、住まいとサービスを提供し、それに対して、毎月料金を受け取る。

この事業者の方の話で、“この方、相手から信頼できると思われるだろうな”と思った発言が、もう一つありました。

それは、「現実的でないセールストークはしません」

売らんがための話はしない。

また、この事業者のグループは、警備事業から始まったのですが、他の参加者から“昔、海外赴任していたとき、貴社の警備サービスに感銘を受けたことがあった。今、自分が住んでいる町は分譲地で、ほとんどの世帯が高齢者世帯になっており、自治会でも悩みが多い。相談させてもらってよいか”という話が出ました(この勉強会、公開のものではなく、しかも少人数なので、“サクラ”ではないでしょう)。

事業を行っているからこそ、お客様から信頼を得ることができます

高齢者住宅は、住宅というハードと、高齢者に必要なサービスを提供して、料金をもらっています。

貸ビル業は、オフィスというハードと、働く人に必要なサービス、つまり、ビジネスの場を提供して賃料をもらっています。

お客様が、高齢者か働く人かという違いはありますが、基本は同じです。

もし、あなたが、入居するとしたら、投資家と事業者と、どちらが経営している高齢者住宅が良いですか

貸ビル業も同じです。単なる投資とみるか、事業として取り組むか、本質的な違いがでます。

追伸

この事業者の話。それぞれの高齢者向け住宅は、高齢者向け住宅事業がうまくいかなくても、採算に合う目途を付けている仕掛けがありました。これも、ひとつのノウハウです