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「不動産ビジネス 成功への道」

-第18回-
天災と人災

早いもので、東日本大震災発生から4年が経ちました。

先月、仙台に行ってきたのですが、集中復興期間が2015年度までなので、震災復興で集まった人たちが仙台から出て行ってしまうのだろうなという話題が出ていました。

一方で、当初計画通りに進んでいない、自治体の人手が足りないという話を聞きます。原子力発電所も、いまだに、放射能が漏れている状態です。

4年経っても、特に、東北の人々にとっては、今も震災が続いている状態です。

さて、あなたは4年前の地震発生時、どこで何をしていましたか?

私は、お客様の会社で、依頼を受けた不動産の資料を確認していました。

大きな揺れが長く続いた後、窓の外を見ると首都高速道路に車が走っていません。しばらくして、TVでは、東京湾岸のガスタンクが燃えている映像があり、そして、東北各地の津波の映像。

私が居たのは、賃貸ビルを多く所有している会社でしたので、近くでは、所有する各ビルに常駐している管理の人などと、在館者の安否・ビル被災状況確認の連絡がとられていました。

近くのビルからは、多くの人がビルの外に出ている状態でしたが、その会社では、“ビル内で待機”という指示がありました。

これは、ビルの外よりもビル内が安全という趣旨だったように思います。

電車がストップし、道路は車が渋滞して動けない状態で、夜になると、お客様の会社の役員の方から保存食をいただきました。

“毛布もあるから、朝までビルにいたら”という言葉をいただいたのですが、私の会社まで1時間ほど歩けば着きそうでしたので、歩いて帰ることにしました。

ここで、ビルオーナーとして参考にできる行動があります

一つ目は、ビルの在館者の安全確保のため、ビル在館者に対し、そのビルでの適切な指示を出したこと(このビルでは、ビル内で待機)。

二つ目は、地震の揺れが収まった時点で、すぐに、各ビルの在館者の安否確認・建物の被災状況の確認をしたこと。

三つ目は、自社社員のための保存食と毛布を用意していたこと。

(社員のためでもありますし、テナント対応のためにも必要です)

これらは、テナントを含めた手順の訓練などを定期的に行っていたから可能でした。

手順を決めただけでは、実際に地震が発生したときに、そのとおりにできるとは限りません。手順・判断を間違えると人災になりかねません。

天災は避けられませんが、人災はなくしたいものです。

あなたのビルでは、定期的な訓練・見直しを行っていますか。