三つ星オフィスビル構築コンサルティング

不動産ビジネスの基本を知る、使う。

株式会社リアルエステート・アドバイザーズ

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「不動産ビジネス 成功への道」

-第14回-
”売り”を見つけ、伝える。

私たちは、日々、いろいろなものを買います。

お米、パン、野菜といった日常的な商品もあれば、住宅、車など、一生のうちに何度かというものまで、様々な商品やサービスを購入します。

そして、それらの商品やサービスは、ほとんどの場合、同じような商品の中から、購入するものを選びます。

なぜ、その商品を選ぶのでしょうか。

違いがなければ、価格が安いものが選ばれます。

しかし、お米でも、野菜でも、果物でも、高くても買う人がいます。たとえば、食パンでも1斤100円程度から千円を超すものまであります。

車だと、100万円程度から数千万円まであります。車の場合は極端な違いですが、ホテルでも1泊数千円から数万円まであります。

同じ商品・サービスでも価格に大きな違いがあります。

多くの商品・サービスには高級品があり、しかも、購入する人たちが多くいます

なぜ、これだけ価格に差があっても購入する人が大勢いるのでしょうか。

それは、“高額であっても、価格に見合った価値がある”とお客様が認めているからです。

そのためには、売手も、売っている商品・サービスが対価に見合ったものであることを、お客様に伝えなければなりません。

伝えるポイントは、商品やサービスの“売り”です

高級品であるということがわかってもらえる“売り”があり、それが購入者であるお客様に伝わっているから、高くても買ってくれるのです。

多くの商品・サービスには高級品があるのに、賃貸オフィスビルで高級品という言葉は、最近まであまり聞くことはありませんでした。

大規模なオフィスビルは、見映えの良い外観や内装、設備もレベルが高いものを使っているものが多いです。全体の品質が高いので、大規模ビルの中での高級という意識が少ないのだと思います。

近年、中小規模のオフィスビルでは、質の高いビルが数少ないことに目を付けて、大手不動産会社が供給し始めました。

大規模な面積はいらないけれども、家賃負担力が高い企業があります。それらの企業は、品質が高い(高級)ことがわかるビルであれば、周辺の同規模のビルよりも高い賃料で入居しています。

価格勝負(貸ビルでいえば、賃料勝負)をできるだけ避けたいのであれば、そのビルの“売り”を探し、それを伝えること。

もしかすると、貴方のビルは、質の良い賃貸オフィスビルを提供していても、テナントにビルの売りが伝わってなかっただけなのかもしれません。

“売り”があっても伝わらなければ、売りがないのと同じです。

口で言うは易く、実行は難しいかもしれませんが、“売り”を見つけ、伝える。やってみる価値はあります。