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「不動産ビジネス 成功への道」
-第215回-
ビッグデータ。実は、身近にも。
ここ数年、話題になっている「ビッグデータ」
何をもって「ビッグデータ」ということはありますが、その活用の実例を見る機会がありました。
エリアが広い表示だと、どの地域に人が集まっているか、色でわかります。
そして、地域を拡大すると、一人一人が点で表されます。しかも、その一つ一つに、その人のこれまでの様々な購買履歴、友人関係などが紐づけられています。
民間飛行機の位置情報がリアルタイムで見ることができるフライトレーダーがありますが、これに似ているなという印象を受けました。しかも、紐づけられている情報は、種類も量も膨大なもののようでした。
Facebookやamazon、それと個人の資産情報が一つになった感がありました。
ここまでのものを活用できる企業は、現時点では極めて少ないと思います。
しかし、誰でも無料で利用でき、不動産ビジネスでも使えるものが、既に、いくつもあります。
たとえば、各種の統計情報。この利用は、不動産ビジネスでの基本作業の一つです。
これまでは、あちこちのデータを集め、それを編集し・・・という手間がかかっていました。
ところが、先日、ある高校で、これをサクッと加工する授業を行っていることを知りました。私も使ってみましたが、ここまで簡単にできるのか、と感心しました。様々な統計情報とリンクしており、どのような構造で表示されるのか確認できていないので、私のクライアントへの報告にはまだ使えませんが、自分で、いろいろと考えるには十分使えます。
また、不動産ビジネスでも、広告を出すことがありますが、競合会社が、どのようなネット広告を出しているかも、少しの手間で、わかるようになっています。
これらを使えるか、使えないか。
不動産ビジネスでも、違いが出てくると思いませんか。
あなたは、どのように活用していますか?