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「不動産ビジネス 成功への道」
-第200回-
不動産ビジネスの基本
このコラム、今回で200回目となりました。偶然にも、「平成」最後の年の大晦日。
そこで、初心に戻って、不動産ビジネスの基本を考えてみたいと思います。
平成2年からこれまで28年間で、不動産開発から、テナント営業などの現場業務から、企業不動産の戦略まで、幅広い業務を行ってきました。
それぞれの分野で、難題があったとき、基本に戻ると解決への糸口が見つかることは多々ありました。
そして、不動産賃貸業などの不動産ビジネスの基本。
これは、私が思うに、事業計画、特に、20年・30年といった長期の計画を作り、これを活用することです。
今年も、不動産投資で、想定外の事態におちいったというニュースがありました。一例が、かぼちゃの馬車。基本である長期の収支計画の実現性を、自分の事業として分析していれば、避けられた可能性が高いです。
収支計画では、試算することで、数字が様々変わります。それを元に、事業性を判断する。
それを行って初めて、次の打ち手がわかります。
新たな年、新たな時代に向け、事業計画を作成、または見直す、良いタイミングです。