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「不動産ビジネス 成功への道」
-第196回-
使われるマニュアル
前回は、マニュアルは、目的に合ったものでなければ役に立たないということでした。
では、目的に合ったマニュアルを作りさえすればよいのでしょうか。
あなたの周りに、使われないまま眠っているマニュアルはありませんか。このようなことは、意外と多いのではないでしょうか。
社員の皆が、実務を過不足なく行っていればよいのですが、実態は、マニュアルに書いてあることを怠って問題が生じたこともあるのではないでしょうか。
実は、使われるマニュアルにする方法があります。
それは、定期的に、業務実施状況を確認することです。“それは行っている”と思われるかもしれません。では、その確認は、どのように行っていますか。
これが、使われるマニュアルと書棚に眠るマニュアルへの分かれ道です。業務実施状況の確認を、マニュアルの内容を実施したか否か、チェックシートを用いて行うのです。
せっかくマニュアルを作るなら、それが使われる仕組みまで考えることが大切です。