ビジネスでの共通言語というとき、何を思いますか。

異分野の人々が、お互いのコミュニケーションを早く、円滑に行うために必要な認識のことと言ってもよいでしょう。

 

私は、会計は、その代表的なものと思います。

そして、不動産ビジネスでは、それぞれの活動が、会社の資産・資金調達、損益、キャッシュフローにどのように影響を与えるかを理解しておくことは、判断の基礎になります。

しかしながら、不動産ビジネスに関係することを行っている人の中では、これを理解していない方は、多いのではないでしょうか。

 

一方、数字でしか判断できない人もいます。これはこれで、判断を誤りかねません。大切なのは、その数字を生み出した背景。そのためには、現場で起きていることも知らなくてはなりません。

 

どちらも大事ですが、不動産ビジネスで、少なくとも、所有者に説明することのある人は、会計の基礎知識は、必須です。