三つ星オフィスビル構築コンサルティング

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株式会社リアルエステート・アドバイザーズ

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「不動産ビジネス 成功への道」

-第193回-
判断基準

建物は時とともに古くなるので、それに伴う修繕や改修などが必要になります。テナントとの対応もあります。その他、不動産を賃貸していると、様々なことが発生します。そのため、運営を外部に委託していると、様々な提案を受けることでしょう。

その時、どのように判断していますか?

 

それぞれの提案は、不動産を運営していくうえで、必要なことと思われます。空調設備が古くなったので取り替えを提案されるかもしれません。扉の開け閉めに支障があり、取り替え提案があるかもしれません。障害者用トイレが使えなくなり、取り替えの提案があるかもしれません。

様々な提案のうち、何をすべきか。もし全てを実施することが好ましいとしても、今、全てを行うことが難しければ、実施するものを選ぶことになります。この時、判断の基準がないと、場あたりになります。何ごとも、場当たりの対処は、間違いやすいと思いませんか。

収益を生むものを優先するというのも一つの判断です。しかし、誰かがケガをするおそれがあるが人命には影響しないであろうと思われるものがあった場合は、どうでしょう。

これは、所有者によって判断が異なる可能性があります。

あなたの不動産運営での判断基準は、どのようなものでしょうか?