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「不動産ビジネス 成功への道」
-第184回-
副業の不動産賃貸で、押さえておくこと。
主力の事業(本業)が不動産賃貸業以外という会社は多いです。
副業で不動産賃貸業を行っている場合、会社の状況によって、そして、所有する不動産の状況によって、不動産をどのように扱うかは異なります。
たとえば、売却すれば、かなりの額の売却益と現金が得られそうな物件を所有しており、本業の業績が一時的に悪化し、利益も現金も必要になったという時、その不動産を早期に売却するという選択肢が重要なことがあります。
投資可能な資金が潤沢にあるが、本業が、今後しばらく安定的な見通しがつきにくいときは、安定した収益が得られそうな賃貸不動産を追加で購入し、本業を支えるという選択肢があります。
会社全体として必要なことは何か。目的は何か。それを決めたときに、不動産に何を求めるか。
これは、会社の置かれた状況などによって異なります。
そして、この判断を、より的確に行うために必要なことがあります。
それは、どのような性格の不動産を所有しているのかを理解しておくこと。物件毎の不動産市場、収入と支出の中身、今後の収益と現金収支などの情報を整理し、内容を把握していることが不可欠です。
しかし、これらが未整備という会社は、意外と多いです。
あなたは、どうでしょうか?