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「不動産ビジネス 成功への道」
-第211回-
物件でなく、会社を買う
適当な賃貸不動産の売り物が少ない。何年も続く状況です。
一方で、資金の運用先として適当なものがない。
資金の需給バランスが崩れており、良さそうな不動産の価格は値上がりする。
そこで、“個々の物件を買うのではなく、賃貸不動産を所有する会社そのものを買う”
このような視点は、いかがでしょう。
この選択肢もあるのではないでしょうか。
会社の買収なので、個々の不動産を購入するのとは違った視点からのチェック・ポイントや見極めも必要になります。
しかし、買収によって、それまでのしがらみから離れて、自由に運営方法を見直すなどにより、収益性を高める機会になるともいえます。
不動産ビジネスとして考えると、会社によっては、この選択肢もあるのではないかと思います。