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「不動産ビジネス 成功への道」
-第161回-
地域の危険度は、重要なリスク
不動産は、その名のとおり、
動かせません。
これが、不動産の大きな特徴の一つです。
そのため、
それが、ある「地域」が前提となります。
その地域も、いわば、土地柄というものがあり、
道路一本で大きく異なることもあります。
たとえば、
地域の危険度というものがあります。
その一つに、地震が起きた時の危険度があります。
昨日、東京都が8回目の地域危険度マップを公表しました。
1975年から概ね5年に一度、調査しています。
町丁目ごとに色分けしています。
その他にも、
犯罪情報マップなどもあります。
たとえば、東京都では、侵入窃盗、路上強盗などの発生件数が色分けされているものが公表されています。
これらは、
物件自体のことではないので、
自分から、不動産仲介業者の方に聞かないと、説明されないことが多いのではないでしょうか。
でも、本当は知っておきたいことですね。
ところが、
ある大手の企業では、これらの情報の一部が、ネットでの閲覧制限に引っかかるそうです。
不動産のリスクは、このような情報の中から見つけ出せることもあるのですが。