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「不動産ビジネス 成功への道」

-第122回-
現実にある砂上の〇〇。

砂上の楼閣。

基礎がしっかりとしていないために崩れやすいことのたとえです。

建物以外のたとえで使われることが多いのではないでしょうか。

しかし、現実に、砂上の建物があります。

 

このリスクが表面化するのが、液状化。

砂でできた地盤が、地震の揺れで泥水のような状態になります。

大きな地震では、“液状化が発生し建物に被害がでた”と話題になります。

 

先日、ある不動産を買いたいという方から相談がありました。不動産仲介会社からの重要事項説明書を読む限り、特に懸念されることはありません。また、その土地を含む一帯は、良好な住宅地で地盤もしっかりしているということでした。

 

しかし、念のため、過去の土地の状況を確認したところ、液状化の懸念があります。

そこで、市役所に問い合わせてもらったら・・・

液状化のリスク大の範囲

 

その土地から駅にやや近い土地では、液状化の懸念はないようです。

確かに、その地域全体として地盤はしっかりしている。ただし、その物件の場所は地盤が弱い。

土地を開発した会社へ確認をしてもらったら、当時は、おそらく液状化対策は行っていないということ。

最終的に、相談者は購入しませんでした。

 

地盤に関して新しい問題が、先日、TVの特集で放送されました。

1年前の熊本地震で、200mも離れていない地域で、建物が倒壊した場所とわずかな被害で済んだ場所が分かれた。調査したら、軟らかい地盤の深さによって、建物の揺れが増幅されることがあることがわかったそうです。

建物の揺れと地震の揺れの共振のようです。

木造、鉄筋コンクリート造、超高層ビルの揺れの周期は基本的に違います。そのため、地盤の堅さの違いで、共振が発生するか、そうでないかという話題はありました。

今回は、“軟らかい地盤の深さ”による揺れの違いです。

 

液状化も、今回判明した共振も、わずかな場所の違いで、大きな差が生じました。

 

建物が存在する基礎となる地盤。

物件の周辺で問題ないからといって、問題なしと判断してはいけません。

可能な限り調べる。しかも、物件そのもの、つまり、ピンポイントで。地盤に関して、まだまだ分かっていないことがあるかもしれませんが、これは大切なことです。