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「不動産ビジネス 成功への道」

-第55回-
勘違いのサービス

先日、あるビルオーナーの方のことが話題になりました。

年配の方で、親から相続した貸しビルをお持ちです。

その方は、自分でビルの清掃等を行っているということです。

なぜ、自分で行うのか。

それは、“ビルオーナーが自ら行うことで、その気持ちがテナントに伝わるはずだ”と思っているということです。

しかし、打合せで話題を出された方の話では、そのビルオーナーは清掃等を専門の仕事として行っているわけではなく、外部に委託した方が良いと感じるということです。

 

ビルオーナーが、お客様であるテナントのために、気持ちを込めてサービスを提供することは、とても良いことです。

しかし、このビルオーナーは、何を、どのような水準で、どのように提供するか、という大切なことに気付いていません

ビルオーナーが、テナントに提供するのは“快適なビジネスの場”です。その対価として賃料・共益費を受け取ります。

したがって、ビルオーナーが第一に考えるべきことは、快適なビジネスの場を提供するためには、どのように運営すればよいかということです。

その視点で、先ほどのビルオーナーのことを考えると、まず、2つのことに課題があります。

①清掃等のサービス品質が低いこと。

②高齢のビルオーナーが、清掃等をしていること。

①は提供するサービス品質の問題です。

②は、なにが悪いのか、気付きにくいかもしれません(特に、本人)。これは、第三者が“高齢のビルオーナーが、清掃会社の制服でなく私服で、自らビルの清掃等をする姿を見たら、どのように思うか”ということを想像すれば、気付くと思います。

“ここまでやってもらって、ありがたい”と思うテナントはいるかもしれません。しかし、“キチンと清掃できているかな。”“なぜ、外部に委託しないのかな・・・(費用をかけたくない?)”という気持ちを持たれることも多いのではないでしょうか。

ビルによっては、先ほどのビルオーナーが行っていることに、違和感を持たれないかもしれません。

しかし、そうでないビルは多いです。

特に、快適なビジネスの場を提供することを考えると、ビルオーナーが行うサービスとは何か、それをどのような仕組み(役割分担を含め)で、テナントに提供するか、これが大切です。