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「不動産ビジネス 成功への道」
-第212回-
デジタルツールと働き方改革
今日から働き方改革関連法が施行され、多くの会社や人に、変化が求められます。
会社としては、このような法令への対応もありますが、技術の進歩を取り入れることが、今まで以上にビジネスの成果に大きく影響するでしょう。
たとえば、グーグルマップ。10日ほど前から、一部の道路が表示されないなどの不具合が起きて話題になっていました。ニュースになるほど、多くの人がこのサービスを利用しているということでもあります。
グーグルマップによって、仕事の段取りが変わるとともに、時間を短縮するのに役立ったという方は多いでしょう。
一例をあげれば、現地に行く前に、ストリートビューを使えば、かなりの情報を得ることができます。
グーグルマップ以外にも、会議のやり方を変えるITツールもあります。しかも、便利なのに無料で使えるものも。
これらは、仕事のやり方を変えますし、その結果、働く人にとってのオフィスの位置付けが変わってきます。貸しビル業をしている方にとって、このような動きにも注意が必要です。
さらには、VR(仮想現実)や、現実の空間に仮想現実を組み合わせるAR(拡張現実)の急速な技術進歩もあります。
不動産ビジネスに関わる人、特に、貸しビル業を行なっている人は、働き方の変化に備えるために、世の中の変化と、それに対してビルの商品・サービス内容が合っているかという確認が必要です。
今日、新しい元号が「令和」となりました。世の中が大きく変わりつつある中、元号も変わります。
あなたのビルの商品・サービスの内容は、時代に合ったものに変化し続けているでしょうか?