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「不動産ビジネス 成功への道」
-第179回-
変化しているはず。
昔は、所有することが良いという発想でした。
自分で所有し、自分で使う。
不動産も、自社で所有して、自社で使う。
次に、自分が使わない部分は、他人に貸す。
不動産の有効活用です。
それでも所有しています。
それが、所有しなくても借りれば良いという発想へ。
所有から利用への流れです。
まずは、自分では所有せず、年単位で、あるいは月単位で、ある建物、または区画を使うというもの。
ここ数年、一つの物(スペースなどもあります)を共同で使うというシェアが、様々な分野で広まっています。
特に、若い世代では、不動産に限らず、様々な分野で広がっているようです。
経済的な負担が小さい、身軽であるということもあります。
世の中の意識、そして行動が、そのような流れに向かっているなら、その流れに乗ることがビジネスの基本です。
この流れを把握しつつ、あなたが所有する不動産にどのように取り入れるか。あえて、しばらく取り入れないという判断はありえます。
この時に大切なことは、世の中の変化に気づいていることです。
気付いたうえで、そして、あなたの不動産ビジネスに、どのように関係するかを考えたうえで、あえて、取り入れないという判断は、ありえます。
現状に問題・変化を感じないままということが、危ない。
世の中は、常に変化しています。
つまり、問題がないことが1年続くというのは、あまりないのではないかと思います。
「特に問題はありません」
それは、その報告者が担当している範囲・気に掛けている範囲のことです。
不動産ビジネスは、様々なことが関係しているので、日々変化しています。
不動産ビジネス全体を担当している範囲は、経営者しかいません。
あなたは、危機感を持っていますか?