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「不動産ビジネス 成功への道」
-第150回-
自由度を高めておく。
このコラムの150回目です。区切りの回として、私が、不動産ビジネスで、とても重要と思っていることをお伝えします。
どのような生物が生き残ってきたのか。
これは、「変化する環境に適応したもの」と言われます。
過去から現在、そして今後も同じでしょう。
不動産ビジネスでも同じことが言えます。
情報通信等の技術の進化、人々の意識の変化、人口減少、高齢化、最近では民泊などの新しいサービスの出現。
また、法令や資金の調達・運用環境の変化などもあります。
これらの変化に応じて、日々の運営の具体的な仕組みである委託業務内容、建物使用上のルールなども変化させる必要があります。
(仕組み等でなく、多くの人が日々運営で実行する業務は、一定のルールに沿って動いてもらうことが重要で、この点は、仕組み等の変更の自由度とは異なります)
ここで、環境の変化に柔軟に対応できるかは、束縛されることが少ない自由度の高いものであることが有利になります。
言葉では簡単ですが、これを実行するとなると、大幅な見直しが必要なことも多いのではないでしょうか。
様々なことが固定化されている、または、変更に多大な手間・時間などが必要になることはありませんか。
まずは、不動産ビジネスの設計図(様々な仕組み)をシンプルに、そして、組み換え可能なものにすると良いでしょう。
それを実現できるのは、経営者であるあなたです。